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美術に関する本

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  • 八橋蒔絵硯箱
    燕子花と橋のデザインされた光琳の作品 (東京国立博物館HP)

裏磐梯 五色沼周辺 1


  • 猫魔から五色沼入口へ向かう散策路を歩きました

さくら

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    いろいろなところで撮った桜の写真です。

青楓の小石川後楽園


  • 5月3日小石川の後楽園の庭を歩きました。

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宍道湖畔で唐三彩

 先週、松江の宍道湖畔にある島根県立美術館で『洛陽の夢 唐三彩展』を見てきました。展示されていたのは、中国の洛陽博物館や河南博物館などの収蔵品で、貴族の墓に副葬品として置かれていた7世紀から10世紀の焼き物です。
 
 正倉院にも壷や皿などの唐三彩がありますが、今回の陳列品中には舎利の匣(はこ)や「三彩灯」という灯火の道具のような複雑な形を持つものも多く、おもしろいものでした。また、駱駝のそばに立つ彫りの深い顔の男や男装をして馬にのる貴族の女性らしい傭、生き生きとした馬など、唐代の貴族の暮らしが西域との交流をもった国際的なものだったことを示していました。一緒に行った母は「さすが中国、という感じだがぁ。」と出雲弁で感心していました。
 
 こんな素晴らしい中国の唐三彩を見た後、少し考えたことがあります。
小泉首相は日本の観光産業を盛り上げていこうと呼びかけていますが、これから中国をはじめとするアジアの人たちがわが国を訪れた時、「これも、あれも中国にあるものと同じだ」と感じはしないかな、ということです。本当に「日本的」なものを見てもらうことで「日本」を理解するヒントになるのであって、欧米の人たちにむかってアジア的なものを提供して楽しんでいただくのとは、また違った視点が必要になってくるのではないだろうか、と感じました。

 しかし、たとえば奈良時代の仏像は唐代の仏像を模倣したものでしょうし、東山御物などは中国から買ってきたものでしょうし、「日本的」とは何か、ということをもう一度考え直さなくてはならないのかもしれないですね。










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コメント

海外旅行者に日本文化を見せる時、確かに西欧人と中国人とでは、違う内容にする必要はありますね。

特に中国との違いを出すため、江戸時代の国学者が悩んだように、私達も考えなければならないのでしょう。

●日本には中国からの文化をはじめ、東南アジア、北方アジア、ヨーロッパなど、多くの要素が流入しています。その要素を私たち自身が再認識して、これからの日本を考えられるといいですね。

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日本の美術・アジアの美術2

夏の会津

  • 15  喜多方の観光馬車
    会津若松で白虎隊の墓所、御薬園、鶴ヶ城をまわりました。