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  • 八橋蒔絵硯箱
    燕子花と橋のデザインされた光琳の作品 (東京国立博物館HP)

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  • 猫魔から五色沼入口へ向かう散策路を歩きました

さくら

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青楓の小石川後楽園


  • 5月3日小石川の後楽園の庭を歩きました。

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増長天のダイヤ柄―唐招提寺展から

hina   6日、最終日の唐招提寺展をのぞいてきました。普段より若い人が多いような気がしました。やはり、修学旅行などでもおなじみで、みんなの関心が高いのでしょうね。
 今回の展観の間には天平の音楽のコンサートやら、唐招提寺に関する講演会などがあり、そのたびに足を運び、展示も見たので、3回も見てしまいました。でも、昨日はとても混んでいたので気になるところだけを確認しに行きました。
 その、気になるところ、というのは増長天の背中。普通、お寺で拝観する時はなかなか仏さまの背中は見えないのですが、今回は360度ぐるりと回れる展示方法だったため、よくよく拝見させていただきました。すると、その背にはかすかに赤と緑(あるいは青?)のダイヤ柄が見えました。木造・乾漆併用で彩色・漆箔とされる四天王像は造像の当初は鮮やかな色で美しく飾られた仏像だったのでしょう。ベースは木彫で、細かい部分は漆を使い、塑像的な手法も取り入れて作られたこの像は千二百年の時の中で色を失い、漆も剥げ落ちて芯の木彫が今に残っているのです。しかし、東大寺の三月堂の不空羂索観音の後ろに祀られている執金剛神像のように、唐招提寺の四天王も鮮やかな色の甲冑と衣をつけていたに違いありません。
 私の持っている『正倉院裂と飛鳥天平の染織』(紫紅社)にはダイヤ柄の帯がいくつか紹介されていました。 おそらくはこのような柄の織物を着た様子が表されていたのではないでしょうか。あるいはまた、ここにあげた帯よりももっと高級な錦の織物だったのでしょうか? うっすらと残る増長天の背中の模様に、私はまた天平の夢をみていました。

(写真: おひなさまの毛氈にもダイヤ柄が使われていますね)

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日本の美術・アジアの美術2

夏の会津

  • 15  喜多方の観光馬車
    会津若松で白虎隊の墓所、御薬園、鶴ヶ城をまわりました。