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出雲大社に初詣

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 2006年元日、年末に倒れて入院した母の見舞いの合間に出雲大社に初詣に行きました。松江から一畑電鉄で約一時間、のんびりと宍道湖の湖面を見たり、のどかな田園風景を見たりしながら行きました。一時廃線の噂も聞きましたが、どっこい一畑電鉄は初詣のお客さんで満員となって出雲大社前駅に着きました。

 以前、夏に来た時には誰もいなかった参道も両脇にいろいろな店が立ち並び、餅やお饅頭、おもちゃもあれば日本海の海の幸を使った蟹やイカ焼き、たこ焼きもあってにぎやかです。参道は少し下り坂で、小さな川を渡って社へと続いています。足元は玉砂利。歩きにくいし、草履や足袋も汚れてしまうのですが、神社というとこのような小石を敷き詰めたところが多いですね。これは、雨が降れば汚れが流されてしまうところが日本人の好みなのでしょうか。

 お正月はある意味で生活の仕切りなおし、リセットをする時です。神社では新しい注連縄を掲げ、真っ白な御幣をつけます。この風習は日本人の暮らしにも影響を与えているようで、私たちは小さい頃から1月1日に新しい日記帳を使い始めたり、新たな目標を考えさせられたりしてきました。日本人は世界からときどき、「忘れっぽい」という評価をもらっていますが、汚れたら洗ってしまう、古くなったら取り替える、という神道の風習が私達の感性に影響しているような気がしないでもありません。

 しかし、私は忘れっぽい日本人が好きです。いやなことがあったり、これはちがうな、と感じたら、仕切り直して出直せるのはいいことではありませんか。1月3日の読売新聞の1面は団塊の世代の人々がそれまでの暮らしとは違った、人生の第2幕を歩み出しているという話題でしたが、私にはとてもいいことのように思えました。

 いつからでも、学び直せたり、やり直せる社会は理想的なものかと思いますが、最近、知人から県立高校の夜間部が受けにくくなっている、ということを聞きました。一方では一流会社のサラリーマンが大学院などで学びなおしてスペシャリストをめざすことが増えているとも聞きます。トップレベルの人たちにだけリセットのチャンスがあり、そうでない人は一度決められてしまったところから抜け出せないというのでは不公平な社会です。誰でもが、お正月を迎えるように、いつからでも仕切り直しのできる日本になるといいな、と思います。

 出雲大社から、年末にご紹介した日御碕神社までは8キロほどなのだそうですが、母の夕飯の時間までに帰るため、今回は寄ることができませんでした。出雲大社は海のすぐそばにあるらしいのですが、まだ実感できずにいます。門前の古代出雲大社模型展示館「雲太(うんた)」には古代にあったと言われる高さ32丈(約96メートル)の神殿の模型を見ることができますが、この神殿に上ったら日本海を遠くまで見渡せたのでしょうね。

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(写真は古代出雲大社模型展示館「雲太(うんた)」のようす。平安時代の『口遊(くちづさみ)』という書物に大きい建物のベスト3が紹介されていて、1番が出雲大社、2番が大和の東大寺大仏殿、3番が平安京の大極殿ということを、「雲太、和二、京三」と記しているそうです。)


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