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老北京とチベットの仏像

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 先週は北京に行ってきました。クリスマスの装いをする街を歩いたり、独特の香料の香りのする中国料理店街を歩いたりしました。故宮や首都博物館、雍和宮、国子監などいくつかの博物館や古い建物も見てまわりました。

 最初に行ったのは首都博物館。ネットで予約をして入場するシステムになっていて、日本で予約をしておきました。入場料は無料。まだ新しそうで、大きな青銅の不思議な物体が外壁に飛び出ているように見える建物は、中へ入ると大きな吹き抜けがあり、「景徳街」の扁額がかかる色鮮やかな門がありました。

 一番上階の5階から見てまわりましたが、最初に見たのは老北京、つまり昔の北京ということでしょうか、清朝から民国にかけての風俗の展示でした。昔の店舗の様子や人形で表した貴人の行列の展示などがあり、ビデオで子供の成長を祝う儀式の様子も見ることができました。また、結婚式の様子や使われた道具、また色鮮やかな紙で作られた提灯のような飾りなどがありました。4階では京劇の舞台でビデオ展示や京劇の衣装や髪飾りを見ました。さらに下の階では陶磁器や工芸品、書、絵画を見ました。

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 仏像もありました。北魏の仏像に始まって金色の仏像が並んでいましたが、日本であまり見たことのない明代、清代のチベットの仏像も数多く展示されていました。官能的と言ってはいけないのかもしれませんが、ウエストの細い仏像がありました。少し腰をひねっているポーズは日本で見る脇待の菩薩の姿とも少し違います。密教の中でも日本では広まっていない仏像のように思いました。

 このようなチベットの仏像は雍和宮でも見ることができました。雍和宮は清朝の第二代皇帝・康煕帝が息子の胤禎(雍正帝)のために建てた宮を、1744年になって乾隆帝がチベット族やモンゴル族に対する懐柔策からチベット仏教寺院としたというものです。博物館で見たよりさらに大きな仏像がありましたが、男女が抱き合う形の像は布で体の部分を隠されていました。最も奥には26メートルもあるという弥勒仏立像がおいでになり、おそるおそる暗い天井に光るお顔を拝んで参りました。

 この雍和宮近くにある孔子の廟と元代からあるという国子監にも小さいながら博物館があり、訪ねてみました。国子監は官吏をめざす青年に漢語や儒教を教える目的で建てられたという学問所です。等身大の人形で当時の口頭試問の様子などが展示されていました。孔子を祭る孔廟では古代の楽器があったり、科挙の合格者の名前が刻まれた石塔がありました。また、古い本の展示もありました。

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この他にも故宮の珍宝館などに行ってみましたが、どこに行っても中国の芸術の精緻さや長い歴史を感じました。建物についても、昨年行ったソウルの様子や日本の伝統建築と頭の中で並べて考えて、その共通するところと異なるところについて思いました。


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