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初夏の盆栽美術館

Bonsai1_2


 さいたま市大宮盆栽美術館に行って参りました。以前から、盆栽を展示する美術館って、どんなところだろうかと気になっていたので、連休のお天気の良い日を選んで行きました。
5月の爽やかな風が吹き、ちょうど3日から5日は盆栽祭りも開催されていて、静かな中にもにぎわいを見せていました。

 盆栽については、まったく知識がなく、枯れた枝や幹をジン、シャリと呼ぶことなど、今回初めて知りました。小さいのに、まるで大木のような風格を備えていて、力強さを感じます。わからない者が見ても、樹木からパワーのようなものを感じます。屋内のコレクションギャラリーで音声ガイドを聞きながら見学した後、中庭に出て、屋外に贅沢に美しく展示してある盆栽を楽しみました。

 「盆栽のような」という言葉は、ややもすると否定的な響きをもって使われますが、改めてこの日本独特の文化に正面から向き合うと、これはこれで、自然の姿のエキスを取り出したような感じがして、見どころのあるものです。日本の携帯電話がガラパゴス諸島の生き物たちのように、特殊な発展をした、ということを「ガラ携」と言ってやはり批判的に見ることも多いようですが、このようにある意味で深くどこまでも追及しさらに、コンパクトにまとめてしまうような日本人の気質は、これからむしろ特徴あるものとして伸ばしていく方がいいのではないかしら、と盆栽の鉢をみながら思いました。


Bonsai5_2

 また、すでに展観は終わってしまいましたが、私が行った時は「ウキヨエ盆栽園」と題して明治期の盆栽にまつわる絵が展示されていました。江戸や明治の人々の暮らしに溶け込んでいた盆栽が紹介されていました。このように、ここ盆栽美術館では盆栽と合わせて、民族資料や絵画資料などを展示するようです。

 立派な盆栽を見て、清々しい気持ちになったところで帰途につきましたが、駅までの道には何軒もの盆栽園と盆栽祭りにきた出店とがあり、いろいろな植木や盆栽を見ながら帰りました。盆栽祭りの露店の中に、小さな休憩所が設けられ、盆サイダーというサイダーを売っていました。木漏れ日のなかで飲むサイダー、おいしかったです。一緒に行った主人も盆栽素人なのですが、のんびりと美しい緑の木々を見て、少しリフレッシュしたようです。盆栽の種類の中で「寄せ植え」というものがいいと思った、と珍しく感想を述べてくれました。

Bonsai3_2


 もとは文京区の千駄木に集まっていた植木屋さんが関東大震災を機に大宮に集団で越してきて作られたという大宮盆栽村。今では世界的にも有名なところだと紹介されていました。盆栽を育てる自信はありませんが、見るだけでも、違う季節にまた訪ねたいと思いました。
 


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